自己理解が成長を妨げる!?
間違った自己理解が成長を妨げる!?
新たなキャリアを考えるとき
キャリアチェンジを考えるとき
自己理解はとても大切です。
しかし。
間違った自己理解や偏った自己理解は
かえってキャリアの妨げになる事があります。
以前の記事では
キャリアチェンジや新たなキャリアを決める際の
自己理解が大切ということをお伝えしました。
今回は自己理解をするときの注意点についてお伝えします。
こんな人いませんか?
「俺はこういう人間だから」
といって、
自分勝手なことをする人。
自分の良いところだけに目を向けて
悪いところに目を向けない人
そういう人に
「それはただの自分勝手ですよ」
「いやいや、悪いところだから直せよ」
そう思うことはありませんか?
あるいは
「俺は仕事ができる」
と過信している人
「そんな実力ないのに」
「全然できてないよ君」
と思ってしまいますよね。
間違った自己理解や偏った自己理解は
新たなことにチャレンジする気持ちを奪ったり
新たな環境や状況に適応しようとする姿勢を奪う
ことにもなります。
また、
自分を過信しているために
いつまでも成長しない
といったことも起こります。
せっかく自身のキャリアを
充実したものにするために行った
自己探求と自己理解が妨げに
なってしまったらもったいないことです。
今回は自己探求と自己理解を
キャリアに生かすための注意点を
いくつかご紹介しましょう。
客観性を持つ
自己理解は過去の実績や
自分自身について振り返る作業をします。
自分で自分を判断することになります。
しかし
正当な自己理解をするためには
自分自身を客観的に見ることが重要です。
過去の成功や失敗を振り返り
自分のスキルや特徴を冷静に評価しましょう。
自己評価に偏りがあると
適切なキャリア選択が困難になる可能性があります。
自己探求や自己反省する際には
友人や家族、同僚からのフィードバック
を受け入れることが重要です。
また、
他人の視点から自分を見つめることで
自分では気づけない強みや特性など
新たな気付きが得られます。
時間をかけること
自己理解は一朝一夕にはできるものではありません。
今感じていることや一つの事実だけで
自己理解を済ませてしまうことは
間違った自己理解や偏った自己理解になりかねません。
時間をかけて深く観察し
じっくりと考えることが重要です。
趣味や関心ごとにも目を向ける
キャリアチェンジのために自己理解をする際に
スキルや知識といった表面的な部分だけに
フォーカスしてしまうことがあります。
しかし
自己理解は自分ができることを知るだけでなく
自分が何に喜びややりがいを感じるのかに
目を向ける必要があります。
そのために、仕事上のことだけでなく
趣味や関心ごとを追求することが大切です。
仕事以外の部分を考えることで
自分が何に問題を感じ
何に喜びややりがいを感じるのか
が見えてきます。
柔軟性を認めること
自己探求の過程で
無意識にやってきたことに気づいたり
人からのフィードバックによって
初めて気づいくこともあります。
もしかすると、
これまで思っていた自分とは違う
と感じることもあるかもしれません。
そのことに違和感を覚えたり
戸惑いを感じることもあるかもしれません。
そんな時は柔軟な姿勢を持ち
新たな発見として受け止めてみてください。
自己評価や自己理解に縛られない
自己探求や自己理解
自分を成長させるためのものです。
今、自己理解ができたとしても
それは永遠に変わらないものではありません。
現在のものです。
成長していく過程で自分自身は変わります。
かつては苦手だと思っていたことが
実はとても得意なことになっている。
同じことが起こっても
過去の自分とは受け止め方や対応の仕方が
全く違うということはあなた自身にもあるはずです。
現在の自己理解にとらわれることで
成長が止まってしまいます。
「自己は成長していくもの」
と考えてください。
専門家のサポートを受けること
自己探求や自己理解は一人で行うこともできます。
しかし
先ほどお伝えしたように客観的に見ることが大切です。
キャリアコンサルタントやカウンセラーの
サポートを受けることも検討してみてください。
一人で行う以上に効果的に
プロセスを進めることができます。
まとめ
間違った自己理解や偏った自己理解は
キャリアの成長を止めてしまうこともあります。
しっかりと自己理解をし、
あなたが新たなキャリアで成功するための
準備を整えましょう。
自分自身を深く知ることこそが
充実した未来への第一歩なのです。